コラム

痔瘻のおかげで仕事がスムーズに進んだ?

痔瘻のおかげで仕事がスムーズに進んだ?

前回、下の記事で、「痔瘻を公表したら感謝された!」という話を書きました。

痔瘻を公表したらヒーローになった話。
痔瘻を公表したらヒーローになった話。僕は最初、痔瘻になったことが、恥ずかしくて恥ずかしくて。 だって、お尻の病気ですから。 恥ずかしい場所ですから。 でも...

僕が言いたいのは、

痔瘻はツラいけど、悪いことばかりじゃないよ

ということ。

今回もまた、痔瘻になってよかったことシリーズをお届けします。

痔瘻で苦しむ方の励みになれば嬉しいなと思っています。

痔瘻で意気投合!

痔瘻で意気投合!

さて、痔瘻になり、手術をした僕。

会社を休んで1週間入院したこともあり、僕が痔瘻になったという噂はすぐに社内の隅々にまで行き渡りました。

入院後、すぐに復帰して仕事に戻った僕の元に、たくさんの有難い激励の言葉が。

ツラい僕の心に、その声がけはとても響きました。

感謝しかありません。

そんな応援メッセージに紛れて、実はあるタイプの連絡もちょこちょこ入り込んできてました。

それは、

自分も痔瘻になったことあるよ!

という、カミングアウト報告でした。

僕の会社は社員が1500人ほどいたのですが、実は僕以外にも痔瘻になった人がチラホラいたのです。

これには驚きました。

有名人では、ダウンタウンの浜ちゃんが痔瘻になって話題になってましたが、まさかこんな小さなコミュニティにも、痔瘻経験者がいるとは。

彼らとはもちろん、痔瘻の苦労話に花が咲きます。

痔瘻経験者同志が交わす会話のあるあるネタはこんな感じです。

  • 施術方法は何だったか(例:シートン法)
  • 痛みはどれくらい続いたか
  • 入院したか
  • 完治までどれくらいかかったか
  • 滲出液にはどう対処したか

どれもこれも濃いです。

痔瘻の苦しみって、側から見てもなんとなく想像できるかもしれませんが、やっぱり経験した人しか実感はできません。

そして、その苦しみは相当なもの。

だからこそ、痔瘻仲間が見つかると、異常に仲良くなります。

それまで全く喋ったことがなかったような人でも、痔瘻経験者だとわかった瞬間、一瞬でうち解け、もはやマブダチのように。

そこに、年齢や役職は関係ありません。

どんな人でも必ずうち解けれる、そんな力を痔瘻は秘めています。

僕が社内で出会った痔瘻仲間は、みんな年上でした。

当時僕は27歳でしたから、割合的にどうしても年上の方の方が多くなるんですよね。

もちろん皆さん僕よりも役職が上です。

でも、関係ありません。

同じ苦しみを味わった同志は、もう一生の友のような関係になります。

仕事でトラブル発生!しかし、痔瘻仲間が助けてくれた!

仕事でトラブル発生!しかし、痔瘻仲間が助けてくれた!

ある日、仕事でトラブルが発生しました。

こちらが主導して進めていた作業によるトラブルで、関係各所へお願いしてちょっと手伝っていただかないと解消しないような内容だったのです。

でも、こちらのミスなので、とても頼みづらい・・・。

人によっては、

何でお前たちのミスで俺らが作業しなければいけないんだよ!

と思ってしまうでしょう。

でも、お願いしないと解決しない。

そんな状況のときに助けてくれたのが、痔瘻仲間の一人の先輩でした。

その方は、

〇〇くんのピンチに、俺が手伝わないわけないだろ!

と、快く、本当に快く作業を引き受けてくださったのです・・・!

感無量。

涙がチョチョ切れる想いでした。(ちょっとチョチョ切れました。)

その方とは、痔瘻になる前から面識がありましたが、ここまでの関係を気づけたのは、明らかに痔瘻になったからです。

そう、痔瘻が僕をトラブルから救ってくれたのです!

もし、痔瘻になってなかったら、その方との仲が深まっていなかったかもしれません。

そして、トラブルを解決できていなかったかもしれません。

このときばかりは本当に、

痔瘻、ありがとう!

と、心の中で叫びました。

それ以外にも、やはり痔瘻で繋がった仲間の人が、仕事をするときに助けてくれるという場面が何度かありました。

この苦しみを味わった人は、数が少ないからこそ、結束が強くなるんです。

もうちょっと違う形で結束を固められたらよかったのかもしれませんが、マイナスばかりだと思っていた痔瘻にも、こんなサプライズプレゼントがあるんだなと思った瞬間だったのでした。

マイノリティーのつながりは強い!

マイノリティーのつながりは強い!

痔瘻によってつながった人たちに支えられて仕事を乗り切った経験から、僕はマイノリティーコミュニティーの強さを実感しました。

今回の痔瘻のように、同じ悩みを抱えている人の母数が少ない場合、そのつながりはとても希少なもの。

だからこそ、一度つながったら、その関係を大事に大事にするのです。

さらに、悩みを共有することで、関係が太くなり、また他の人とは共有できないため、長く続く間柄になる傾向があります。

大きな集まりの方が一見可能性が広がっているように見えるものの、小さな集団にしかない強さや持続性があるような気がします。

これは痔瘻に限った話ではなく、どんなことにでも当てはまるでしょう。

そんな教訓を得れた貴重な体験でした。

痔瘻は悪いことばかりじゃない!

痔瘻は悪いことばかりじゃない!

というわけで、今回も、痔瘻によって起こった良いことエピソードをお届けしました。

もちろんツラいです。

痔瘻は、本当にツラいです。

でも、中には痔瘻になったからこそ感じたことや、経験できたことがあります。

だから、決して下を向かないでください。

いえ、下を向く時期があってもいいんですが、その先にはきっと良いことが待ってます。

そのことを胸に、痔瘻と戦ってくださいね。

そして、最後は痔瘻と友達になりましょう。

きっとあなたを助けてくれますよ。

痔瘻を公表したらヒーローになった話。
痔瘻を公表したらヒーローになった話。僕は最初、痔瘻になったことが、恥ずかしくて恥ずかしくて。 だって、お尻の病気ですから。 恥ずかしい場所ですから。 でも...