「最近、お尻から臭い液体のようなものが出てくる・・・これってもしかして痔瘻?」
このように悩まれている方が多いようです。
痔瘻のサインが何なのか、あまり知られていないのかもしれません。
そこでここでは、僕が患った痔瘻の症状をご紹介します。
これを読めば、どういう症状が出たら痔瘻なのか、少し判断がつくようになると思います。
お尻から臭い液体が出るのは痔瘻?
急にお尻から、臭いのする液体や粘膜が出てきて、不安になる方が多くいると聞きます。
そして、それが痔瘻の症状なのかと心配されているようです。
ケースバイケースだとは思いますが、その液体は痔瘻の可能性を秘めています。
痔瘻というのは、溜まった膿がトンネルを作っていく病気です。
そのトンネルが肛門の周りに到達して、腫れます。
腫れが破れたら膿が出てくるのです。
ですので、もしこのような症状であれば、痔瘻である可能性があります。
痔瘻の初期症状は腫れ
僕の痔瘻の初期症状は、大きな腫れ物でした。
ある日、朝起きると、足の付け根らへんに大きな腫れが。
触ると激痛が走り、座れないほどでした。
特に何の前触れもなく腫れたので、正直かなりびっくり。
そして、その時はまさかそれが痔瘻だとは思ってもみませんでした。
なぜなら、場所がお尻から少し離れていたし、僕の知っている痔の中に、そんな症状のものがなかったからです。
でも、インターネットで検索すると、もしかしたら痔瘻かもしれないということが判明。
そして、病院へ行ってみると、やはり痔瘻だったのでした。
痔瘻の初期症状は、大きな腫れものです。
もし、お尻の近く、もしくはお尻周辺に腫れができたら、それは痔瘻かもしれません。
切開後に臭い膿が出る
大きな腫れ物ができた僕は、病院へ行きました。
肛門科の先生いわく、その腫れは痔瘻の一歩手前の肛門周囲膿瘍の疑いがあるとのこと。
そして、痔瘻の可能性も大いにあるとのことでした。
ひとまず、腫れにメスを入れて、切開することに。
これが激痛だったんですが、膿が出て腫れはなくなりました。
でもそのあと、メスを入れた傷口から臭い膿が出続ける日々が続きました。
そして、また腫れが出るようになり、切開して膿を出すという作業を何度か繰り返すことに。
最終的には痔瘻という診断がされ、シートン法の手術をするに至りました。
手術後に出る液体の正体は浸出液
シートン法の手術を終えたあと、傷口から液体が大量に出ます。
その正体は、浸出液というものです。
膿とは全然ちがうもので、半透明の薄いピンク色の液体でした。
浸出液は手術をするとどうしても出てくるものらしく、これへの対処が大変でツラい思いをしました・・・。
臭いも強くて、いつも周りが気になるのです。
手術後の生活については下の記事に書いているので、よかったら読んでみてくださいね。
すぐに病院へ行きましょう
というわけで、僕の痔瘻の初期症状と、そのあとの症状についても書きました。
もし、臭いのある液体がお尻から出てきて
「これってもしかして痔瘻・・・?」
と思うなら、すぐに病院へ行きましょう。
僕は、治療が後手後手になり痛い目を見たので、本当にすぐに病院へ行くことをお勧めします。
いつでも、今が一番早いんです。
悩んでいるなら、いますぐ病院に行ってくださいね。