コラム

痔瘻を公表したらヒーローになった話。

痔瘻を公表したらヒーローになった話。

僕は最初、痔瘻になったことが、恥ずかしくて恥ずかしくて。

だって、お尻の病気ですから。

恥ずかしい場所ですから。

でも、会社員をしていましたから、痔瘻の治療で休暇を取るためには、当然ながら上司に赤裸々に話さないといけません。

隠すことなどできず、必然的に公表せざるを得ない状況だったのです。

最初は抵抗がありました。

でも実は、公表したことによって、会社の中でヒーローになるという、予想していなかった状況が待っていたのです。

今日は、そんな話を、少しだけ。

初めて痔瘻を公表した日

初めて痔瘻を公表した日

痔瘻の発症〜入院までで書いた通り、僕の痔瘻は突然やってきました。

ある月曜日の朝です。

目覚めると、足の付け根がめちゃくちゃ腫れていたんです。

なんじゃこれは・・・!

恐怖で震えた手で、この症状のことをインターネットで調べることに。

その結果、もしかしたら痔の可能性があることが判明しました。

もう激痛すぎて仕事どころではない僕は、会社へ連絡し、休みをもらうことに。

上司になんて説明しようか・・・

と悩みましたが、今わかっていることを全て正直に伝えることにしました。

そう、痔瘻かもしれないということを、です。

これが、僕が痔瘻を公表した初めての瞬間でした。

上司とは仲良くさせていただいていたので、何でも話せるような関係ではあったものの、やっぱり痔の公表は躊躇します。

それでも、もしかしたら大病かもしれないこの状況を嘘で通すわけにもいかず、正直に話したのでした。

自分の痔瘻が会社内で広まる

自分の痔瘻が会社内で広まる

痔瘻の発症から1年以上が経過し、僕はついに手術をすることに。

(手術に関する詳しい内容は、【痔瘻の手術】僕のリアルな体験談。一部始終を赤裸々に書きます。をご覧ください。)

約1時間に及んだオペは、無事に終了。

そこから1週間、入院しました。

手術後は基本的にずっとベッドの上で過ごす毎日です。

痛みや気持ち悪さはあったものの、看護婦さんの素晴らしいサポートのおかげもあって、パソコンを開いて仕事をしたり、本を読んだりしながら過ごしていました。

そんなとき、一通のLINEが。

会社のフットサルチームのグループラインからの連絡でした。

何の連絡かな?

と開いてみると、そこに書かれていたのは僕のことでした。

痔の症状を絵で説明して

そんなことが書かれていました。

入院するにあたって、もちろん仕事の調整をしないといけなかったので、関係者には手術をすることをお伝えしていました。

が、どうやら僕が思っていた以上にいろんな人の耳に入っていたようで、ちょっとした話題にされていたそうです。

僕が痔瘻になって手術しているらしいということが、人から人へ、どんどんバトンリレーされていき、なんとアメリカの子会社へ出向している方の元にまで届いていました。

僕は仕事のポジション柄、社内のあらゆる人と関わっていたので、余計に話題にされやすかったのかもしれませんが、それにしても噂話の伝播力の凄さを感じました・・・。

「痔瘻を公表してくれてありがとう」

「痔瘻を公表してくれてありがとう」

入院生活を終え、次の週から仕事に戻った僕の元へ、社内電話がたくさんかかってきました。

大丈夫か?と労ってくれる暖かい言葉ばかりで、僕は感謝の気持ちでいっぱいでした。

そんな中、逆に感謝されるなんてことがありました。

実は自分も痔なんだ。おかげでみんなに堂々と言えるようになったよ!
今後もし自分が痔になっても、公表しやすくなった!ありがとう!

そんなことを言われたのです。

僕は気づいたら、会社の中でヒーローになっていたのです。

僕は全く予想していなかったこの言葉に、本当にびっくりしました。

そして、心の底から嬉しくなりました。

本当に苦しかったんです。

痔瘻の治療が、本当に辛かったんです。

痛みはひどいし、かゆみでイライラするし・・・。

さらには、女性用のナプキンを着用しなければいけなくて、恥ずかしくてたまらないし。

(この辺りの詳しい話は、【痔瘻の術後】手術直後の生活から4年経った今の状況まで書きます!で赤裸々に書いています。)

なんで自分がこんな目に遭わないといけないんだろう・・・

そんなことばかり考えていました。

でも、感謝してもらえたのです。

同じ悩みを抱えている人、もしくはこれから抱えるかもしれない人の役に立っていたのです。

そう思うと、自分のこの苦しみにも、意味を感じられるようになりました。

恥ずかしいことほど、公表すれば人のためになる

恥ずかしいことほど、公表すれば人のためになる

僕はこの経験から、恥ずかしいことほど公表すべきという教訓を得ました。

「恥ずかしいこと」というのは、誰もが口を閉ざしてしまうため、情報が少ないんですよね。

だから、自分の体験を話すだけで、すぐに貴重な情報になります。

さらに、悩んでいる人に勇気を与えることにも繋がります。

自分だけじゃないんだ!
恥ずかしがる必要はないんだ!

こういうことに気づけるだけで、どれだけラクになれるか。

僕は自分で体験して、実感しました。

そんなこともあって、このブログも始めたのです。

自分の失敗談をどんどん話そう!

自分の失敗談をどんどん話そう!

僕は痔瘻から得たこの教訓を、他の場面にも応用するようになりました。

例えば、何かに失敗したとしても、積極的に人に話すようにしています。

これは非常にいいことだと思っています。

ありのままの自分をそのまま表現できますし、そして、他の人に「失敗しても大丈夫だ」と安心感を与えられるからです。

隠していても何もいいことは生まれません。

逆に話すと、たくさんの「プラス」が生まれます。

なので、これからも、自分の失敗は外に出していこうと思っています。

皆さんも、ぜひ思い切って公表するようにしてくださいね。

恥ずかしがる必要は微塵もありませんよ。

手術のリアルな話はこちらをチェック!
【痔瘻の手術】僕のリアルな体験談。一部始終を赤裸々に書きます。
【痔瘻の手術】僕のリアルな体験談。一部始終を赤裸々に書きます。ここでは、私が体験した痔瘻(じろう)の手術について書いていきます。痔瘻が判明して手術することになった方、また痔瘻の疑いのある方にとって、手術の詳しい内容や入院期間、費用など、気になることはたくさんあると思います。特に仕事をされている方は、入院期間などは重要かと思います。そこで、実際に痔瘻になって、手術を体験した私の経験談を、詳しくご説明します。...