発症

痔瘻の発症〜入院まで

本題に入る前に、皆さんは「痔瘻(じろう)」というものをご存知でしょうか?

僕は、自分が痔瘻になるまで、全くその存在を知りませんでした。

詳しくは下に書きますが、一番始めに出た症状は、肛門と足の付け根の間ぐらいの位置にできた、大きな腫れ物でした。

痔瘻というものを知らなかったので、これがまさかだとは思いませんでした・・・

その大きな腫れ物、只者ではない!と思ったので、病院に行こうと決心。

ネットで調べると、なんと痔の王様である、「痔瘻(じろう)」の可能性があるとのこと・・・!

そんなこんなで、「肛門科」のある病院に行くことになったのです。

 

それでは、痔瘻の発症から入院に至るまでの事について書いていきます。

痔瘻の発症から入院まで

2014年3月

日曜日、会社仲間とフットサルの大会に参加。

みんなでスーパー銭湯に行って汗を流し、ファミレスで反省会。

その日は何もなかったんですが、次の日の朝、足の付け根が腫れており、触れると激痛

椅子に座ることもできないほどの痛みだったため、会社を休むことに。

上で書いたとおり、ネットで調べてみると、なんと「痔瘻(じろう)」の可能性があるということが発覚。

「なんてことだ・・・」

とショックを受けたものの、

「いや、まだ痔瘻と決まったわけじゃない!落ち着け、俺!」

と自分自身に言い聞かせ、とにかく病院へ行ってみようと、決意。

というわけで、自転車を立ち漕ぎして(触れると激痛なので座れない)、近くの小さな病院(A病院)へ向かう。

診療科は「肛門科」。

朝一番に行ったからか、人が少なかったため、すぐに診察してもらえることに。

診察してくれたのは、40歳前後と思われるお医者さん。

お医者さんは、僕にできた大きな腫れ物を少し触る。

すると、すぐにこんな言葉が。

おそらく、痔瘻(じろう)ですね。

その言葉は聞きたくなかった・・・嘘だと言ってくれ、40歳前後のお医者さん・・・

と思ったけど、もちろん嘘なんかつくわけもなく。

お医者さんに痔瘻のことを詳しく聞いてみると、

痔瘻(じろう)は、直腸と肛門周辺をつなぐトンネルができる病気です。

との回答が。

マジか・・・なんてことだ・・・

とりあえず、その大きな腫れを引かせるため、日帰り手術をしようということに。

腫れている部分を切って膿を出すとのこと。

(え、怖い・・・けど麻酔するし大丈夫か・・・)

と心の中でつぶやく。

そして、始まった日帰り手術。

まずは局所麻酔を。

いや、びっくりするぐらい激痛

そして、次に切開

いや、麻酔効いてるん?って思うぐらい、これまた激痛

※痔の治療の中で、この切開が一番痛かった。。。

切開は、焼けるような熱い痛み

でも、その日帰り手術のおかげで、腫れは消滅!

しかし、大事を取って、その日から3日間、会社を休むことに。

2014年4月 〜 8月

3月に切開してできた切り口が閉じないな〜、と思いながらもそのまま過ごす。

“少し腫れる”“「膿のような液体」が出る”“腫れがおさまる”

の繰り返しです。

これ大丈夫かな・・・?

という気持ちがあったものの、何故かこのときは、

「事が大きくなって入院とか手術の話になったら嫌や・・・」

とか考えていて、きちんと向き合うことができず。

一体自分は何を考えていたんだ・・・と、今になって後悔。

2014年9月

一番初めにできた「大きな腫れ物」とは違うところが腫れる

そう、「腫れ2」の誕生である。

セカンドオピニオンは大事だと思い、一応違う病院で診てもらうことに。

近くの別の病院(B病院)へと向かう。

しかし、病院が変わっても、また例の

局所麻酔(激痛)切開(めちゃ激痛)が待っていました。

いや、何回しても、痛い・・・

そしてまた切開によって「腫れ2」が引いたため、様子を見ることに。

この頃から、なんとな〜く、

これはもう手術しないといけないのでは?

と思い始める

2014年10月

「腫れ2」に続き、「腫れ3」がこの世に生を受けます。

またもや恒例の 局所麻酔(激痛)と 切開(めちゃ激痛) です。

慣れたもんです。

いえ、嘘です。何回やってもめちゃくちゃ痛い・・・。

この辺りで、先生から攻めの治療の提案がある。

切開した傷穴から「生理食塩液」を流し込み、中を綺麗にして膿をなくすという内容。

病院ではもちろん先生が流し込んでくれたが、毎日家で自分でやるようにとのこと。

なんと、「生理食塩液」と「注射器」を支給され、自分で傷穴から中に「生理食塩液」を流し込む毎日が始まる。(1日1回)

「自分は一体何をやっているんだ・・・」と思いながらも、「これを続けたら治るんや!入院はしたくない!」と心の中で叫びながら、風呂場で「生理食塩液」を流し込み続ける。。。

しかし、実はこんなことをしている間にもどんどん事態は深刻化していっており、後の入院に繋がっていったのです・・・

2014年11月 〜 2015年1月

例の「攻めの治療」のおかげか、腫れることはなくなりました。

しかし、「攻めの治療」に疲れてきました。

理由は二つ。

1つ目の理由は、「生理食塩液」と「注射器」のセットが高額だということ。

なんと1ヶ月1万円程かかっていました。

2つ目の理由は、毎日するのがかなり面倒+たまに痛いということ。そして確かに腫れはしないものの、良くなっている気配(完治の気配)もなかったため、この「攻めの治療」をやめてしまい、B病院へも行かなくなりました。

2015年2月 〜 4月

この時期、体調を崩すことが多くなる。

急性胃腸炎発熱インフルエンザに連続して襲われる

よく考えると痔瘻と思われる症状を発症してから「発熱」が多くなった気がする。

高熱まではいかないが、微熱が月1回ぐらい出てました。

ちなみに私は中学・高校を皆勤賞で卒業したぐらい健康で熱が出ることはあまりありませんでした。

手術や入院の経験もなく、本当に健康体でした。

そんな感じだったので、もしかして何か関係あるのかもと思い、もう一度「痔瘻」と向き合うべきでは?と考え始めます。

2015年5月

痔瘻治療で評判の良いC病院に行くことに。

まずは患者さんの多さに驚く。

みんな同じような悩みを抱えているんだなと思い少しホッとする・・・。

が、入院患者も居ることに気付き、ちょっと嫌な予感が・・・。

そして診察。

結果は

手術しないと治らないよ。できるだけ早く入院しましょう。

とのこと。

ついに手術入院の宣告が・・・嫌だ・・・。

でもそんなことを言っている場合でもなさそうなので、すぐに入院と手術の日程を確保し、会社に連絡。

発症してから1年以上経って、ついに本格的な手術をすることに。

手術方法は「シートン法」とのこと。ちょっとかっこいい名前。

シートン法とは、「痔瘻でできたトンネルを取り除き、取り除いてできた菅に特殊なゴム(輪ゴムみたいなもの)をかけるという治療」とのことでした。

うーん・・・

これもよくわかりませんよね?

下記サイトにわかりやすく説明がありました。

痔瘻の手術(シートン法)

http://daichoukoumon.com/zirounosyuzyutusetonhou.html

というわけで、発症から1年以上経過して、ついに入院・手術が決定したのです。

入院が決まると、早速看護婦さんから「入院の手引き」的な紙を渡され、入院するにあたっての注意事項や準備物についての説明がありました。

昔、半月板損傷の時に1週間入院したことがあったので、入院についての大体のイメージは付いていたのですが、今回の入院独特の持ち物の記載が・・・。

そこに書かれていたのは、「生理用ナプキン」。

えっ・・・。

なんと、シートン法の手術後、「滲出液(しんしゅつえき)」なるものが大量に出るため、それを生理用ナプキンで受け止めるとのこと。

もうその説明を聞いただけで、ブルーな気持ちに・・・。

嫌だ・・・。

とりあえず、その日はそのまま真っ直ぐ家に帰り、後日入院の準備に取りかかりました。

とにかくちょっとでも入院ライフを楽しくしないと!と思い、お気に入りの漫画や小説をカバンに詰め込みました。

途中ですることがなくなってしまったら辛いので、大量に詰め込んだ結果、1週間の入院とは思えないほどの量の荷物になりました。笑

そして、生理用ナプキンの店頭での購入はめちゃくちゃ恥ずかしかったので、アマゾンで買いました。

かくして着々と準備を行い、いよいよ入院の日がやってきたのです。

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